
検索結果に不要なページが表示されて困るな。
ブログのアクセスのない記事を削除した方がいいのかな?
Googleサーチコンソールを使えば、不要なページをインデックス削除できます。
本記事では、Googleサーチコンソールを使ったインデックス削除の方法を、初心者向けに詳しく解説します。
具体的な手順や注意点も解説します。
- Googleサーチコンソールを使ったインデックス削除の方法
- インデックス削除する際の注意点
- 削除した方がいい記事・削除しない方がいい記事
この記事を読めば、検索結果から不要なページを削除する方法がわかります。


Googleインデックス削除とは?
Googleインデックス削除とは、Googleの検索結果から特定のページを削除することを指します。
Googleの検索エンジンは、
Web上のページを自動でクロール(巡回)し、インデックスに登録することで検索結果に表示させています。
しかし、サイト運営者の意図しないページや不要なページがインデックスされることもあります。
その場合、Googleサーチコンソールなどのツールを使って、インデックスを削除することができます。
ブログ記事の削除はメリットあり
ブログ運営では、「記事を増やすこと」が重要だと思われがちですが、不要な記事を削除することも大切です。
役に立たない記事を放置すると、検索順位の低下やサイト評価の悪化を招く可能性があります。
適切に削除を行うことで、SEO対策が強化され、読者にとってより価値のあるサイトへと成長できます。
削除した方がいいページの具体例
すべてのページを削除する必要はありませんが、次のようなページは削除を検討しましょう。
削除した方がいいページの例
- 検索流入がほぼゼロの記事
- 数か月以上、ほぼアクセスがない記事は、検索エンジンから「価値がない」と見なされている可能性があります。
- 古い情報が掲載されたページ
- 数年前のキャンペーン情報、役に立たない過去記事
- 個人情報が含まれているページ
- 誤って公開された氏名や住所、メールアドレスなど
- 重複したコンテンツのページ
- 同じ内容を複数のページで公開している場合
- テスト用のページ
- サイトの動作確認のために作ったが、公開する必要のないページ
このようなページは、Googleサーチコンソールを使って削除することをおすすめします。
記事を削除する際の注意点
記事を削除することでサイトの評価が上がることもありますが、間違った方法で削除すると逆効果になることがあります。
記事削除の注意点
- 内部リンクを確認する
- 削除する記事が、他の記事からリンクされていないか確認しましょう。
- リンク切れが増えると、ユーザーの利便性が下がるため、適切なリダイレクト(削除ページから関連ページへの自動転送)が必要です。
- 検索流入がある記事は慎重に
- 少ないながらも検索流入がある記事は、削除するのではなくリライト(内容の書き換え)を検討しましょう。
下記の「削除しない方がいい記事は?」でくわしく解説します。
Googleからインデックス削除される場合
Googleからインデックスを削除される場合もあります。
Googleからインデックス削除される場合には、大きく分けて次の4つがあります。
- 低品質なページ
- 内容が薄い、コピー記事など
- 重大なルール違反
- 不正なSEO、違法行為など
- サイトの設定ミス
- noindexタグ、サーバーエラーなど
- ユーザーからの削除依頼
- 個人情報や著作権問題など
もしインデックスが削除された場合は、原因を特定し、適切に対処することが大切です。
誤った設定を修正し、品質の高いコンテンツを提供することで、Googleの評価を回復できます。
削除しない方がいい記事は?
Googleサーチコンソールを使えば、不要なページを検索結果から削除できます。
しかし、すべてのページを安易に削除すると、サイトの評価が下がったり、検索順位に悪影響を与えたりする可能性があります。
削除すべきでない記事には、いくつかの条件がありますので、具体例とともに解説します。
削除しない方がいい記事の条件
次のような記事は、削除するとサイトすべての価値を下げる恐れがあります。
削除しない方がいい記事
- 検索流入がある記事
- 検索から一定のアクセスがある記事は、サイトへの訪問者を増やす貴重な資産です。
- 削除すると、検索順位が落ち、サイト全体の評価が下がる可能性があります。
- 他の記事と関連性がある記事
- 内部リンクでつながっている記事を削除すると、他の記事の情報が不足し、読者が離れる原因になります。
- 特に、シリーズ記事や関連情報を補足する記事は慎重に扱いましょう。
- 定期的に更新できる記事
- 古くなった情報でも、少しの修正で価値を維持できる記事は削除しない方がよいです。
- 例えば、「○○年おすすめ商品ランキング」などは、最新の情報に書き換えることで引き続き利用できます。
- SNSや外部サイトからリンクされている記事
- 他のサイトやSNSからのリンクがある記事を削除すると、リンク先が「404エラー」になり、サイトの信用を損なう可能性があります。
削除せずに活用する方法
削除する前に、次の方法を試すと、記事を有効活用できます。
記事を活用する方法
- 最新情報に書き換える
- 古い内容でも、情報を更新することで再び価値が上がります。
- 類似記事と統合する
- 関連する記事をまとめることで、より充実した内容にできます。
- リライトして魅力を高める
- 読みやすさやSEO対策を強化すれば、アクセス増加につながります。
むやみに削除せず、記事の価値を見極めて適切に対応しましょう。
Googleサーチコンソールでインデックス削除する方法
では、Googleサーチコンソールでインデックス削除する方法を解説します。
インデックス削除の基本
インデックス削除には、以下のような方法があります。
- Googleサーチコンソールの「削除」ツールを使う
- ページに「noindex」タグを設定する
- 「robots.txt」でクロールを防ぐ
Googleの検索エンジンは、インターネット上のページを「クロール」し、「インデックス」に登録することで検索結果に表示させます。
不要なページや公開したくないページがインデックスに登録された場合、ページを検索結果から消す手続きが「インデックス削除」です。
ただし、サーチコンソールの「削除」ツールを使った場合、一時的な削除にすぎません。
完全に検索結果から消すには、ページの設定変更が必要です。
サーチコンソールでインデックスの削除申請をする方法
サーチコンソールでインデックスの削除申請をする方法は、以下の3つがあります。
- 特定ページだけインデックス削除
- ドメイン全体のページのインデックス削除
- 特定のカテゴリに該当するページだけインデックス削除
特定のページだけインデックス削除
正しいURLを入力します。
「次へ」を押します。
数時間から数日で審査され、結果が表示されます。
ドメイン全体のインデックスを削除申請する方法
- 左メニューの「削除」をクリック
- 削除したいURLを入力
- 枠内にはドメインのみ入れます。
- 「このプレフィックスで始まるURLをすべて削除」を選択
- 「次へ」を押します。
- 「リクエストを送信する」をクリック
- 数時間から数日で審査され、結果が表示されます。
ただし、サーチコンソールの「削除」ツールを使った場合、一時的な削除にすぎません。
完全に検索結果から消すには、ページの設定変更が必要です。
内部リンクの修正もお忘れなく
削除した記事の内部リンクを貼っている場合はリンクの削除も必要です。
おすすめは「Broken Link Checker」プラグインです。



リンク切れを一覧で表示されるので便利ですよ。


ブログ記事を削除する手順
削除する際は、以下の手順を守ると安全です。
- 削除すべき記事を選定する
- アクセス数や情報の新しさを確認
- 内部リンクの確認・修正をする
- 404エラーを防ぐための対策
- 実際に記事を削除する
- 適切な手順でブログサービス内で削除
- Googleサーチコンソールでインデックス削除を申請
- 検索結果から記事を消す
- 削除後のチェックを行う
- 検索順位やサイトの状態を確認
これらの手順を丁寧に行うことで、サイトの品質を高めつつ、SEOへの悪影響を防げます。
Googleインデックス削除が反映されるまでの期間
Googleインデックス削除が反映されるまでの期間について見ていきましょう。
どれくらいの時間がかかる?
削除リクエストが反映されるまでの時間は、
- 即時削除ではない
- 通常、数時間〜数日かかる
- 完全削除には数週間かかることも
- Googleのクロール頻度による
検索結果からすぐに消えなくても、焦らずに待ちましょう。
削除リクエストが却下される理由
削除リクエストが通らない原因として、次のようなケースが考えられます。
- URLが正しくない
- ページが既に削除済みである
- サイトの所有者でない
これらのポイントを事前に確認し、適切に対応しましょう。
まとめ:Googleインデックス削除は慎重に進めよう
Googleインデック削除は、サイトの質を高めることに役立ちます。
しかし、間違った削除を行うと、SEOに悪影響を及ぼし、読者にとって不便なサイトになりかねません。
削除する前に確認
- 削除すべき記事かどうかを慎重に判断する
- 内部リンクや検索流入の影響を考える
- 削除後はGoogleサーチコンソールでインデックス削除を申請する
これらのポイントを押さえ、ブログ運営をより効果的に進めましょう。
削除とリライトを上手に活用し、読者にとって価値のあるブログを目指してください。



