
ラッピングや梱包をどうしたらいいの?
おしゃれに見せたいけど難しそう…
ハンドメイド作品をお客さまに届けるとき、梱包やラッピングに悩んでいませんか?
この記事では、ハンドメイド初心者の方に向けて、おしゃれでかわいいラッピングや梱包のアイデアをわかりやすく紹介します。
必要な道具や注意点、簡単に真似できるアイデアもまとめました。
この記事を読めば、作品の魅力をさらに引き出し、「買ってよかった」と思ってもらえるような梱包方法がきっと見つかります。
ハンドメイド作品の梱包に必要なもの
ハンドメイド作品を発送する際には、壊れないようにすることがとても大切です。
見た目だけでなく、中身をしっかり守るために必要な道具をそろえておきましょう。
緩衝材
作品が壊れたり傷ついたりしないように、まず必要なのが緩衝材です。
- プチプチ
- エアークッション など
小さなアクセサリーやガラス細工などは、特に丁寧に包む必要があります。
作品に合った緩衝材を選ぶことで、安全に届けることができます。
防水できる袋
雨の日や湿気の多い季節には、防水対策も欠かせません。
- OPP袋
商品が濡れないように、ビニール袋を使うと安心です。
どのような袋でも使えますが、OPP袋は中身がよく見えてしっかりしていて、見た目もきれいに仕上がるためおすすめです。
作品がぬれないようにする工夫が、信頼につながります。
テープ・シール
テープを使って、配送中に袋が開かないようにしましょう。
- ガムテープ
- 透明テープ(OPPテープ)
- セロハンテープ
- 注意喚起用シール
袋や箱、ダンボールなどをとめるときには、ガムテープや透明テープが必要です。
外側の箱や袋は、雨などでぬれないように、強くはがれにくいテープでしっかりととめることが大切です。
箱や封筒など
最後に、発送用の資材を用意しておきましょう。
郵送方法や作品の大きさによって、使うものが変わります。
- ダンボール箱
- クッション封筒・紙封筒 など
商品を発送するためには、外側に使う箱やダンボール、紙袋なども必要です。
あらかじめ、商品のサイズに合ったサイズをそろえておくと安心です。
おしゃれな梱包におすすめなもの
ハンドメイド作品の価値をさらに高めるために、見た目にこだわることも大切です。
ちょっとした工夫で、ぐっとおしゃれな印象になります。
ここでは、手軽に取り入れられる梱包アイテムをご紹介します。
箱
箱を使うと、特別感のあるラッピングになります。
しっかりとした箱なら作品の保護にも役立ちます。
ギフトボックス
おしゃれに見せたいときやプレゼント風にしたいときには、ギフトボックスがぴったりです。
大きさの種類もたくさんあるので、作品に合わせて選びやすいのが特徴です。
- 小物雑貨やアクセサリー用の小さなサイズから、大きなサイズまでそろっている
- プレゼント感を出しやすく、高級感がある
- 形や色もいろいろあるので、作品に合ったものを選べる
ピロー型(まくら型)
- 包み方が簡単で、見た目もおしゃれ
- 小さめのアクセサリーにぴったり
見た目の印象を良くしたいときや、ちょっと特別感を出したいときに活用してみてください。
サークルボックス
丸い形をした、しっかりした紙製の箱です。
見た目もおしゃれで強度もあります。
- 丈夫な板紙で作られていて型くずれしにくい
- 丸い形の作品をきれいにおさめられる
- おすすめの作品
- リース、帽子、コサージュ など
サイズに合わせて使えば、見た目も中身も大満足です。
クラフトギフトボックス
素朴でシンプルな丈夫な箱です。
- 丈夫なダンボール素材で安心
- ナチュラルな風合いがおしゃれ
- サイズが豊富で小物からギフトまで対応
- 包装・梱包・発送・プレゼント用にも使える
シンプルだからこそ、アレンジもしやすい万能な箱です。
無地の箱でも、リボンやシールを添えると一気に印象が良くなります。
袋
袋は入れるだけで簡単に包めて、見た目もかわいく仕上がります。
透明な袋やクラフト袋など、種類も豊富です。
柄入りクリスタルパック
模様が入った透明な袋で、入れるだけでかわいらしい雰囲気になります。
ラッピングに使うと、特別感を出しやすくなります。
平袋は
マチのない紙袋は、すっきりした形で小さめの作品を包むのに向いています。
シールを貼ってアクセントをつけると、簡単にかわいらしくなります。
ロー引き袋
つやのある紙で、どこか懐かしい雰囲気のある袋です。
見た目にもこだわりたい方におすすめです。
- レトロな仕上がりでおしゃれ感アップ
- マチなしタイプは薄めのアクセサリーにぴったり
- 食べ物、植物、花のラッピングにも使える
ナチュラルで温かみのある包装にしたいときにぴったりです。
- 素材や柄で印象が変わる
- 袋の口を結んだり、シールでとめるとかわいい
袋にリボンやタグをつけると、手作り感も伝わります。
台紙・メッセージカード
作品をただ入れるだけでなく、台紙にのせると一気におしゃれになります。
カードを添えることで、作家さんの気持ちも伝わります。
台紙やカードの使い方
- ピアスやイヤリングは台紙に固定
- メッセージカードで感謝の気持ちを伝える
- ロゴ入り台紙でブランド感を演出
色や紙質を工夫すると、より高級感も出せます。
アクセサリー台紙
ハンドメイドアクセサリーをよりきれいに見せるために、専用の台紙を使うのがおすすめです。
家庭用プリンターで印刷できるタイプもあるので、自分らしくアレンジできます。
ペーパータグ
小さな穴があいた紙のタグは、ひもを通して作品にそえると、かわいい仕上がりになります。
麻ひもや紙ひもを使って、自分だけのラッピングを楽しめます。
リボン・紐
リボンを巻くだけで、見た目がぱっと華やかになります。
紐もナチュラルな印象を与えてくれるのでおすすめです。
麻紐
自然な風合いを出したいときには麻紐がぴったりです。
やさしくあたたかみのある印象になります。
色の組み合わせでも印象が変わるので、作品のイメージに合わせましょう。
コットンコード
綿でできたやわらかい紐で、リボンよりも結びやすく、自然な風合いを出したいときにぴったりです。
ナチュラルなラッピングに仕上げたい方におすすめです。
シール・テープ
シールは簡単に使えて、印象を変える便利なアイテムです。
開ける前から楽しい気持ちにしてくれます。
シールの活用例
- 封をとめるために使う
- ロゴ入りでオリジナル感を出す
- 季節ごとのデザインで変化をつける
かわいいシールを貼るだけで、手に取ったときのワクワク感が増します。
ラッピングシール
リボンがうまく結べない方や、手早く包みたいときにはシールがおすすめです。
貼るだけでかわいく仕上がるので、気軽に使えます。
マスキングテープ
マスキングテープは、色や柄が豊富で使い方も自由です。
ちょっとしたところに貼るだけで、おしゃれな印象になります。
- 台紙やカードに貼ってアクセントに
- 袋の口をとめるときに使う
- 無地の箱や封筒に模様を加える
何種類か用意しておくと、その日の気分や季節に合わせてアレンジできます。
おしゃれでかわいい梱包
ラッピングアイデア10選
ハンドメイド作品は、包み方ひとつで印象が大きく変わります。
「開けるのが楽しみ」と思ってもらえるような、おしゃれでかわいい梱包アイデアをご紹介します。
簡単でおしゃれなラッピングアイデア
手間をかけずに見た目を良くする方法はたくさんあります。
ちょっとした工夫で、特別感のある仕上がりになります。
- クラフト紙で包んで麻ひもを結ぶ
- シンプルな紙袋におしゃれなシールを貼る
- おしゃれなマスキングテープを使う
特別な道具がなくても、身近なものでかわいく仕上げられます。
アクセサリー類のラッピングアイデア
アクセサリーは小さいので、埋もれたり動いたりしないように包むことが大切です。
見せ方を工夫することで、より高級感も出せます。
- 台紙に固定して袋に入れる
- 台紙にオリジナルロゴを印刷する
- 台紙にリボンや飾りをつける
色や素材をそろえると、作品がきれいに見えます。
袋を使ったかわいいラッピングアイデア
袋は手軽で便利なラッピング素材です。
組み合わせ次第でさまざまな表情が作れます。
- 無地の袋にリボンを巻く
- ロー引き袋を使う
- オリジナルシールを貼る
袋の素材や柄によって印象が変わるので、作品に合ったものを選びましょう。
箱を使ったラッピングアイデア
箱はしっかりした印象を与えるので、ギフト感を演出したいときにぴったりです。
- 紙箱にリボンを十字に巻く
- ドライフラワーを添える
- ふたにシールやロゴを貼る
開ける前からワクワクするような、見た目の工夫が大切です。
紙パッキンのラッピングアイデア
中身が見えたときの第一印象も大切です。
紙パッキンや小さな飾りを加えると、ふんわりやさしい印象になります。
- 紙パッキンで包みこむように入れる
- 透明袋に紙パッキンを入れて華やかにする
- 色のトーンを作品に合わせる
箱や袋を開けたときに笑顔になってもらえるような工夫をしましょう。
クラフト紙などのラッピングアイデア
特別な包装紙がなくても、手軽におしゃれ感を出せます。
紙を使ったナチュラルなアレンジもおすすめです。
- 英字新聞で包んでアンティーク風に
- クラフト紙にスタンプを押す
- 紐やレースと合わせてアレンジ
見た目に温かみがあり、作家らしい雰囲気が出せます。
麻ひもやタグ
細かい部分まで気を配ることで、丁寧な印象を与えられます。
紐やタグは簡単に手作り感を演出できるアイテムです。
- 麻ひもで結ぶだけでナチュラルな印象に
- 手書きのメッセージタグを添える
- 季節に合った形のタグを使う
小さな工夫が、受け取る人の心に残ります。
季節にあわせたシールやカラー
シーズンごとの演出は、見た目の印象に変化をつけるのに効果的です。
特別感を出すポイントにもなります。
- 春は花柄や桜などのシールや明るい色を使う
- クリスマスなどのイベントごとにラッピングを変える
色のトーンや柄を変えるだけで、ぐっと季節感が出ます。
台紙と袋で統一感
作品の見た目と梱包の色をそろえると、統一感が生まれます。
ブランドのような仕上がりになります。
- 同じ色で台紙と袋をそろえる
- ロゴ入りの紙を使う
- 同じトーンでまとめる
統一された梱包は、プロらしい印象を与えてくれます。
100均アイテムで安くおしゃれに仕上げる
コストをかけずに工夫したい方には、100円ショップの道具がおすすめです。
手軽にそろえられて、種類も豊富です。
100均でそろう便利アイテム
- クラフト袋や紙箱
- シールやマスキングテープ
- 台紙・ラッピング用のリボン
安くても工夫次第で、高見えする梱包ができます。
これらのアイデアは、すぐに取り入れられるものばかりです。
お客さまに喜んでもらえるような、心のこもったラッピングを工夫してみてくださいね。
ハンドメイドをおしゃれに梱包するメリット
ハンドメイド作品は、作品そのものだけでなく「届け方」も大切です。
おしゃれに梱包することで、見た目以上の価値が生まれます。
ここでは、作家さんにとってうれしいメリットを3つご紹介します。
買ってよかったと感じてもらえる
作品をていねいに包むことで、「この作家さんから買ってよかった」と思ってもらえるきっかけになります。
見た目の工夫は、気づかいや感謝を伝える手段のひとつです。
おしゃれな梱包で感じてもらえること
- 作り手のまじめな姿勢が伝わる
- 心をこめて包んでくれたと感じてもらえる
- 贈り物のようで、うれしさが倍になる
実際に、「梱包がかわいくて、思わずとっておきました」という感想もあります。
このように、梱包は作品の印象を大きく左右する大切なポイントなのです。
リピートしてもらえるきっかけになる
商品に満足した上で、「またこの作家さんから買いたい」と思ってもらえるのは、とても大切なことです。
見た目に感動してもらえると、心に残るお店になります。
- 届け方まで気づかいがあると好印象
- 他の作品も見てみたくなる
- 「また楽しみにしている」と感じてもらえる
同じ作品でも、梱包が工夫されていると感動が大きくなります。
感謝の気持ちを伝える手段としても、梱包は役立ちます。
SNSで紹介されやすくなる
見た目がかわいく、おしゃれに梱包されていると、思わず写真に撮りたくなるものです。
その結果、SNSやブログなどで紹介されることもあります。
SNSで紹介されやすくなる工夫
- シールやタグにロゴを入れる
- 箱や袋の色づかいを統一する
- 季節感を取り入れて話題にしやすくする
ハッシュタグ付きで紹介されると、ほかの人にも広まりやすくなります。
これは作家にとって、宣伝になる大きなチャンスです。
このように、梱包をおしゃれにすることで作品の魅力がさらに伝わりやすくなります。
お客さまの笑顔を思い浮かべながら、梱包にも心を込めてみてはいかがでしょうか。
ハンドメイド梱包で気をつけたいこと
ハンドメイド作品の梱包は、ただ見た目を整えるだけではありません。
相手の手に届くまでの安全や、受け取った時の印象も大切にしましょう。
ここでは、梱包時に気をつけたい大切なポイントを3つご紹介します。
作品が壊れないようにしっかり梱包する
どれだけ作品がきれいに作られていても、壊れてしまっては意味がありません。
安全に届けるために、壊れやすいものは特に注意して梱包しましょう。
- プチプチや紙パッキンでくるむ
- すき間ができないように箱に入れる
- 薄いものは台紙で補強する
小さな部品があるアクセサリーなどは、動かないように固定することも大切です。
作品が揺れないように詰めると、破損の心配が減ります。
防水対策も大切
郵便や宅配は、雨の日でも配達されます。
水ぬれで作品がダメにならないように、しっかりとした防水対策をしておくと安心です。
- 透明の袋に入れてから封筒や箱に入れる
- チャック付きの袋を使うとより安全
- 袋の口をしっかりとテープでとめる
紙の作品や布小物は、水がしみるとすぐに傷みます。
梱包のひと工夫で、お客さまの信頼にもつながります。
受け取る人を意識しよう
最後に大切なのは、相手の気持ちを考えることです。
梱包は作品と一緒に届く「気持ち」でもあります。
見た目がきれいだと、受け取ったときの喜びが増します。
- 袋や箱のシワを整える
- 色のバランスを考える
- リボンやカードでアクセントをつける
「またこの作家さんから買いたい」と思ってもらえるように、見た目の工夫を忘れずに行いましょう。
以上の3つに気をつけるだけで、作品の価値がより伝わるようになります。
梱包は「届けるための作業」だけでなく、「感謝を伝える時間」と考えると良いでしょう。
ハンドメイドの梱包は見た目が大事!
ハンドメイド作品を販売する方にとって、作品の見た目だけでなく「梱包」もとても大切です。
なぜ梱包やラッピングにこだわるの?
ハンドメイドの梱包は、作品を大切に届ける気持ちや、作り手の思いを伝える手段にもなります。
- 初めてのお客さまに安心感を与えられる
- 丁寧さやセンスが伝わり、信頼につながる
- 「買ってよかった」と思ってもらえる
たとえば、シンプルな作品でも梱包がかわいいと「プレゼントみたい」と感じてもらえます。
それだけで喜びが増し、満足度も高まります。
実際に、minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのハンドメイド販売サイトでは、梱包の丁寧さが評価につながります。
これが、次の購入やリピートにもつながります。
見た目の美しさと気づかいを伝える梱包は、お店の印象を大きく左右する大切なポイントなのです。
ハンドメイド作品をおしゃれに梱包するコツまとめ
ハンドメイド作品を届けるとき、作品そのものと同じくらい大切なのが「梱包」や「ラッピング」です。
今回の記事では、初心者の方でも簡単に取り入れられる梱包アイデアやラッピング方法をご紹介しました。
実際に、ラッピングにこだわる作家さんも多く、SNSでの紹介につながることもあります。
「売れるハンドメイド作品」にするためには、梱包も重要な要素のひとつです。
おしゃれで実用的なハンドメイド梱包のポイント
- 商品が傷まないよう、緩衝材や防水袋を用意する
- OPPテープやシールで外装をしっかりとめる
- 箱や袋は商品に合ったサイズで大きすぎないものを選ぶ
- 台紙やカードで作品をきれいに見せる工夫をする
- 梱包は「また買いたい」と思ってもらうきっかけになる
作品の魅力をしっかり伝えるには、ラッピングや梱包も作品の一部として考えることが大切です。
ひと手間かけた梱包が、あなたの作品をもっと特別なものにしてくれるはずです。