SUZURIを始めたけれど「全く売れない…」と悩んでいませんか?
「売れてる人」との違いを知りたい方も多いはずです。
この記事では、SUZURIで売れない原因と、売れてる人がしている工夫をわかりやすくご紹介します。
- SUZURIで売れない原因
- SUZURIで売れてる人が実践している5つの工夫
- ピックアップされるためのコツ
- 売れないときに見直すポイント
この記事を読むことで、あなたのショップにも変化がきっと起きますよ!


SUZURIが売れないのは普通?
結論から言うと、SUZURIを始めたばかりの人は売れにくいことが多いです。
たとえば、お店を開いたばかりのころは、お客さんがどんな商品を売っているのか知らない状態ですよね。
SUZURIでも同じで、作品が検索に表示されたり、見つけてもらえるようになるまでには時間がかかります。
そのため、最初からたくさん売れることを期待しすぎず、まずは知ってもらう努力が大切です。
では、原因と対策を見ていきましょう!
SUZURIでグッズが売れない原因とは?
SUZURIは誰でも気軽にグッズを販売できるサービスですが、実は「売れない」と感じている人も少なくありません。
では、なぜSUZURIで売れにくいのか、
グッズが売れない原因
- 人気クリエイターが多くて埋もれやすい
- グッズの数が多い
- 単価が上がりやすい
- SUZURIで作れるものしか販売できない
- 集客が必要
理由をひとつずつ解説していきます。
人気クリエイターが多くて埋もれやすい
SUZURIは、大きなネットショップの中に、個人のショップがいくつも並んでいる仕組みのECモールです。
手軽にオリジナルグッズを販売できますが、有名なクリエイターも多く参加しています。
そのため、始めたばかりの新人クリエイターが注目されるのは、とてもむずかしいのが現状です。
これはお店の数が多い商店街で、まだ名前を知られていないお店が目立ちにくいのと同じです。
作品数も日々増え続けているため、新人クリエイターの作品は埋もれてしまいやすくなります。
- SUZURIにはYouTuberや著名人など、知名度のある人が多数参加している
- トップページや特集で紹介されるのは、人気のあるクリエイターが中心
- 始めたばかりの一般クリエイターは、作品が見つかりにくい
- よほど目を引くデザインでないと、検索でも埋もれやすい
そのため、SUZURI内だけで集客しようとするのではなく、SNSなどを使って外部から人を集める工夫が必要です。
競合が多いからこそ、「この人の作品が見たい」と思ってもらえるような発信がポイントになります。
グッズの数が多い
SUZURIでは取り扱っているグッズの種類がとても多く、Tシャツやスマホケース、ステッカーなどがそろっています。
便利な反面、商品が多すぎて自分の作品が目立たなくなってしまうこともあります。
たとえば、Tシャツだけでも何千点も登録されているため、検索結果に表示されても埋もれてしまいやすいです。
そのため、よほど目を引くデザインやタイトルでないと、見つけてもらうのがむずかしいのです。
こうした中で売れるようにするには、ただ商品を出すだけでは足りません。
しっかりと「見つけてもらう工夫」をしていく必要があります。
商品が多いことはチャンスでもありますが、同時に工夫しないと目立たないリスクもあるということです。
単価が上がりやすい
在庫を持たない受注生産なので、価格はやや高くなりやすいです。
SUZURIでは、グッズの値段は「原価」に「トリブン(自分の利益)」を足して決まります。
利益にあたるトリブンは、0円〜5,000円の中で自由に調整可能です。
SUZURI商品アイテムの原価一部
アイテム名 | サイズ | プリント面 | 原価(税込) |
---|---|---|---|
スタンダードTシャツ | すべて | 片面 | 2,816円~ |
スマホケース | iPhone 6 以降 | 正面 | 2,453円~ |
スマホケース | iPhone 11 以降 | 正面 | 2,673円~ |
スマホストラップ | FREE | 正面 | 1,496円~ |
トートバッグ | M | 正面 | 2,640円~ |
トートバッグ | L | 正面 | 3,080円~ |
エコバッグ | FREE | 正面 | 2,563円~ |
この仕組みによって、どうしても販売価格が高くなりがちです。
買う側からすると、もう少し安いTシャツもある中で、購入をためらってしまうこともあるでしょう。
これは「自分の利益をしっかり取りたい」と思うあまり、値段を高くしすぎてしまうことが原因です。
価格は売れ行きを左右する大きな要素です。
「高すぎるかも?」と感じたら、一度見直してみるのがおすすめです。
SUZURIで作れるものしか販売できない
作れるものが決まっていて差別化しづらい面があります。
SUZURIでは、用意されているグッズに自分のデザインをのせて販売する仕組みです。
そのため、どのクリエイターも「同じ形のアイテム」を使っていることになります。
商品の「形」は決まっているため、デザイン以外で差をつけるのがむずかしいという特徴があります。
自分だけのオリジナル商品を全面に出したい人にとっては、販売方法の制限がネックになるかもしれません。
集客が必要
SUZURIでグッズを出しても、見てもらえなければ売れることはありません。
SUZURIのトップページや検索結果には、多くの人気クリエイターや話題の商品が並んでいます。
知名度のない人の作品は、検索でも上位に表示されにくく、自然に見つけてもらうのはむずかしいのが現実です。
だからこそ「自分でお客さんを連れてくる工夫=集客」が必要になります。
「見てもらうこと」が売れる第一歩です。
作品がどれだけすてきでも、知られなければ売れません。
SUZURIで売れてる人がしている工夫
SUZURIでしっかり売れている人は、売れる工夫をしています。
「ただ商品を出しただけ」では売れにくいからこそ、ちょっとした工夫が大きな違いを生みます。
売れてる人がしている工夫
- 価格設定を工夫
- SUZURI内で検索される工夫
- 宣伝して集客につなげる工夫
- 商品の魅力を伝える工夫
- ファンになってもらう工夫
ここでは、売れている人たちが実際に取り入れている5つのポイントをご紹介します。
価格設定を工夫
SUZURIでは価格を自分で決められるため、価格設定がとても大切です。
売れている人はこの「価格のバランス」にしっかり気を配っています。
たとえば、トリブン(利益)を高く設定しすぎると、商品価格が高くなってしまい買ってもらいにくくなります。
逆にトリブンをゼロにすれば安くなりますが、収入にはつながりません。
SUZURIで売れている人の多くは、「買いやすい価格」を意識して設定しています。
- 最初はトリブンを低くして売れやすくする
- 同じジャンルの商品と価格を比べてみる
- 自分のファンが増えてから、少しずつ価格を見直す
- 「この値段なら買ってみたい」と思われる価格にする
買いやすさと利益のバランスがポイントです。
買う側の目線で価格を考えることが、売れるための第一歩です。
SUZURI内で検索される工夫
SUZURIでは、ショップ内の検索機能を使ってグッズを探す人も多くいます。
つまり、検索にうまくひっかかる工夫をしておくと、見つけてもらえる可能性がぐんと上がるのです。
売れている人は、ただ商品を出すだけでなく、「見つけてもらう工夫」もしっかり行っています。
これをやるかどうかで、アクセス数や売れ行きに大きな差が出ることもあります。
ポイントは、
- プロフィール欄を整える
- 商品タイトル、商品説明に検索されやすい言葉を使う
- 季節や用途を意識する
- ハッシュタグを付ける
たとえば、「ネコのイラストTシャツ」なら、そのまま「ネコ」「Tシャツ」「かわいい」などのキーワードを入れておくと検索に出やすくなります。
少しの工夫で見つけられるチャンスが増え、売れやすくなっていきます。
宣伝して集客につなげる工夫
SUZURIで売れている人は、商品の宣伝にも力を入れています。
出品しただけではなかなか見てもらえないため、自分でお客さんを集めることがとても大切です。
「いい作品なのに、全然売れない…」という人の多くは、宣伝不足が原因になっていることが多いです。
実際、売れているクリエイターの多くはSNSやブログなどを使って、日々発信を続けています。
すぐに始められる、効果的な宣伝方法は、
- InstagramやX、SNSで商品を紹介する
- ブログで商品を紹介する
- リンクを貼ってショップに直接アクセスできるようにする
作品だけでなく、自分の想いやこだわりも一緒に伝えると、共感してもらいやすくなります。
集客はむずかしそうに感じるかもしれませんが、「まず知ってもらうこと」が売上アップの第一歩です。
ブログを始めるならこちら↓

商品の魅力を伝える工夫
実物を用意して作品の魅力を伝える工夫をする。
SUZURIでは、グッズを実際に手にとって見てもらうことはできません。
だからこそ「写真でどれだけ魅力を伝えられるか」がとても大切になります。
実物の写真があるだけで、見る人の安心感や購入意欲が大きく変わってくるのです。
- 色の風合い
- サイズ感
- 実際の使用イメージ
などが、実物写真ならしっかり伝えられます。
実物を使ったアピールの例は、
- 届いた商品の写真をSNSに投稿する
- 着用例や使い方を見せる写真を撮る
- 開封の様子や感想を動画で紹介する
- ブログで使用レビューを書く
見る人が「自分が使ったらどうなるか」を想像しやすくなり、購入の後押しになります。
ファンになってもらう工夫
SUZURIで長く売れ続けている人には、「応援してくれるファン」がついていることが多いです。
ファンができると、作品を出すたびに見に来てくれたり、何度も買ってくれたりするようになります。
つまり、一度買って終わりではなく、「また買いたい」と思ってもらえる関係が大切なのです。
- SNSで作品の背景や想いを伝える
- フォロワーとのやりとりを大事にする
- 新作を定期的に紹介して楽しみにしてもらう
- 商品にまつわる話題やライフスタイルも発信する
商品だけでなく、「この人の考え方が好き」「作品を見るのが楽しい」と思ってもらえることが、ファン作りの第一歩です。
ファンが増えると、宣伝しなくても自然と応援してくれる人が現れます。
地道な積み重ねが、売れ続ける秘けつです。
SUZURIでピックアップされるためのコツ
SUZURIでは、「ピックアップ」として公式ページや特集に作品が紹介されることがあります。
どうしたら自分のアイテムがピックアップされるの?
ピックアップは運営スタッフの目に留まったものを選んでいます。
新しく製作されたアイテムから選んでいるので、どんどんアイテム製作をすると、選ばれる可能性が高くなります!
引用:どうしたら自分のアイテムがピックアップされるの?/SUZURI
このピックアップに選ばれると、多くの人の目にとまり、売上アップにつながるチャンスになります。
ですが、ピックアップは自動的に選ばれるものではありません。
きちんと運営の目にとまるように、日ごろから工夫をしておく必要があります。
- 定期的に新しい商品を追加する
- SUZURIのイベントや特集に積極的に参加する
- デザインの完成度を上げて工夫する
- 商品に合った画像サイズや見せ方をしっかり調整する
- セール対象になっているアイテムで商品を作って、注目されやすくする
- 売れているクリエイターのやり方を観察して、自分の販売にも活かす
SUZURIの運営チームは、「活動している人」をよく見ています。
そのため、「手を抜かずに続けているかどうか」が、ピックアップされるかどうかに大きく関わってきます。
また、イベントやテーマ特集の時期には、季節や流行に合ったグッズを作ることも有効です。
まずは「自分の作品に興味を持ってもらうきっかけ」を増やしていきましょう。

SUZURIで全く売れないときはどうする?
SUZURIで努力してもなかなか売れないと感じたとき、落ち込んでしまう方もいるかもしれません。
ですが、そこであきらめる必要はありません。
販売の場をひとつにしぼらず、他の方法と組み合わせることも大切な選択肢のひとつです。
SUZURIとあわせて別のショップも運営する
SUZURIでなかなか売れないときは、他の販売サイトと組み合わせて運営するのもおすすめです。
SUZURIは「受注生産」が特徴ですが、それ以外にも「自分で在庫をもって販売する」タイプのショップもあります。
たとえば、
- SUZURIではプリント商品を販売
- minneではハンドメイド作品を出品
- BASEではオリジナル雑貨を自由に販売
このように、サービスごとの強みをいかしながら、販売チャンスを広げることができます。
別のショップを運営することで、
- 売れる場が増える
- 違う客層にアプローチできる
- SUZURIでの集客にも良い影響を与える
といったメリットがあります。
最初は手間に感じるかもしれませんが、売れないことに悩むよりも、「売れる場所を増やす」方が前向きに取り組めます。
まとめ|SUZURIで売れるには工夫が必要!
SUZURIでグッズを出しても、最初から簡単に売れるとは限りません。
ですが、少しずつ工夫を積み重ねていけば、しっかり売上につなげることも可能です。
- まずは「売れない理由」を知る
- 「売れてる人の工夫」を少しずつ取り入れる
- あきらめずに続けて、見つけてもらえる工夫をしよう
SUZURIは、使い方しだいで大きなチャンスを広げられるサービスです。
最初は売れなくても、「どうすれば売れるか」を考えながら取り組めば、道はひらけていきます。
できることからひとつずつ実践して、あなたらしいショップを育てていってください。

