「ハンドメイド、不器用でも大丈夫?」「何を作ればいい?」と迷っていませんか?
ドライフラワーを使ったハンドメイド作品は、可愛いのにとても簡単です。
この記事では、初心者の方に向けて、簡単に作れるおしゃれで可愛い作品をご紹介します。
「私にもできそう」と思えるアイデアがきっと見つかります。
手作りが初めてでも、このページを読めばすぐに楽しく始められますよ。

まずはドライフラワーの準備しよう
ドライフラワーを使ったハンドメイドを楽しむためには、まずはドライフラワーを用意することが大切です。
ドライフラワーの手に入れ方には、大きく分けて「自分で作る方法」と「お店で買う方法」の2つがあります。
ドライフラワーを自分で作る
ドライフラワーは、おうちでも簡単に作ることができます。
特別な道具がなくても、自然に乾かすだけで作れるのが魅力です。
やり方はとてもシンプルで、基本的には花を乾かすだけです。
ですが、花の種類や乾かし方によって、仕上がりが変わるので注意が必要です。
- 初心者でも乾かしやすい花を選ぶ
- 花の水分が多く残らないうちに早めに乾かす
- できるだけ短い時間で乾燥させる
自分で作る最大の魅力は、好きな花を自由にドライフラワーにできることです。
色合いや雰囲気を自分の好みに合わせて楽しめます。
そのため、アレンジの幅も広がり、より自分らしい作品作りができます。
ドライフラワー販売店で購入する
「花を乾かすのがむずかしそう」「すぐに使いたい」という方には、ドライフラワーを買うのもおすすめです。
きれいに加工された花がたくさん売られていて、すぐに作品作りが始められます。
ドライフラワー販売店や通販については、下記の記事でくわしく説明していますので参考にしてください。


市販のものは、色がきれいで長持ちしやすいのも特長です。
初心者でも安心して使えるので、まずは購入から始めるのも良い方法です。
このように、ドライフラワーは自分で作っても良し、買っても良しです。
どちらを選んでも、作品作りがもっと楽しくなりますよ。
ドライフラワーを使ったハンドメイド作品8選
ドライフラワーは、見た目が可愛くてアレンジもしやすい素材です。
ここでは、初心者でも簡単に作れるおすすめの作品を8つと、番外編2つをご紹介します。
どれもおしゃれで、飾ったり贈ったりして楽しめます。
レジンアクセサリー
レジンとは「樹脂(じゅし)」のことで、もとは液体ですが、固めるとプラスチックのようにかたくなります。
色をつけたり、好きな形にしたりできるので、手作りの作品によく使われる材料です。
ドライフラワーなど、小さな花を使うことで、繊細で可愛いデザインになります。
レジンアクセサリー作品の魅力
- 花の色や形で自分だけのデザインができる
- ピアスやペンダントなど種類が豊富
- 透明感があり見た目が美しい
型に流して固めるだけなので、難しい作業はありません。
市販のキットもあり、初めての方でも挑戦しやすいです。
自分用にもプレゼントにもぴったりな作品です。
コサージュ
コサージュは、入学式や卒業式などの行事で使われる胸飾りです。
ドライフラワーを使うと、華やかで自然な印象に仕上がります。
コサージュの材料
- メインの花
- 小花や実
- 小さな葉
- リボン
- ワイヤー など
行事のたびに使える、実用的で可愛い作品です。
ハーバリウム
ハーバリウムとは、ドライフラワーやプリザーブドフラワーをガラスの容器に入れて、専用のオイルにひたした飾りです。
花のきれいな色やみずみずしさを長く楽しめるので、人気のあるインテリアになっています。
ハーバリウム作品の魅力
- 花の配置を変えるだけで印象が変わる
- 液体が花を守るため長く楽しめる
- 手順が少なくて作りやすい
水やりなどのお世話がいらず、置くだけでおしゃれに植物をかざれるのがうれしいポイントです。
材料は100円ショップでも手に入ります。
高さのあるボトルを使えば、より見栄えが良くなります。
初心者でも簡単におしゃれな作品が作れます。
スワッグ
スワッグとは、壁にかけて飾る花束のことです。
ドライフラワーとの相性がよく、季節ごとに楽しめます。
スワッグの材料
- 好きなドライフラワー
- 紐
- ハサミ など
玄関やリビングに飾ると、おしゃれな空間になり来客にも喜ばれます。
ナチュラルでおしゃれな印象を与える作品です。
ドライフラワーリース
ドアや壁に飾るリースは、季節のイベントにもぴったりです。
ドライフラワーを使うことで、長く飾ることができます。
ドライフラワーリースの材料
- 好きなドライフラワー
- 土台のリース
- 紐
- ハサミ
- グルーガン
- グルースティック など
春はピンク系、冬は赤や緑を使うと季節感が出ます。
小さめに作れば、プレゼントにも喜ばれます。
手作りならではのあたたかみを感じられる作品です。
フレームを使ったフラワーウォール
ドライフラワーを額に入れて壁に飾るだけの簡単な作品です。
絵のように見えるので、おしゃれなインテリアになります。
フレームの色を変えると印象も変わります。
季節ごとに入れ替えて楽しむこともできます。
簡単にお部屋を明るくできるおすすめ作品です。
フラワーキャンドル
キャンドルの中にドライフラワーを入れると、見た目がとても華やかになります。
火をつけなくても、飾るだけで十分楽しめます。
フラワーキャンドルの材料
- ドライフラワーなどの花材
- ワックス
- 容器やモールド
- 割りばし
- キャンドル芯
- ホーロー鍋 など
見た目と香り、両方を楽しめる作品です。
手作り石鹸
石鹸にドライフラワーを入れたものも人気です。
可愛いだけでなく、実用性もあります。
手作り石鹸の魅力
- 手作り感があって贈り物にぴったり
- 花の香りがやさしく広がる
- 色や形を自由に選べる
使うのがもったいなく感じる、見た目も楽しい作品です。
ドライフラワーを使ったハンドメイドの番外編
次に、ドライフラワーを使ったハンドメイドの番外編をご紹介します。
デコレーションに使う
ドライフラワーは、そのまま小物に添えるだけでも可愛くなります。
ラッピングやカードに少し足すだけで、特別感が増します。
おすすめドライフラワーの使い方
- プレゼントの箱に添える
- 手紙のすみに貼りつける など
ほんの少し使うだけで、おしゃれな印象になります。
花の組み合わせで、気持ちも伝えやすくなります。
身近なものを可愛く変える、魔法のような使い方です。
押し花アート
押し花もドライフラワーと同じように、お花を乾かして作ります。
大きなちがいは、ドライフラワーは花の形を立体のまま残すのに対して、押し花は平らになることです。
そのため、カードやしおりなどの作品に使いやすいという特長があります。
押し花アート作品の例
- しおり、コースター
- ネイル
- ボタニカルキャンドル など
しおりなどは、読書が好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
ドライフラワーの保存方法や注意点
ドライフラワーを長く楽しむには、保管のしかたも大切です。
間違った場所に置いてしまうと、すぐに色あせたり、カビが生えたりします。
ドライフラワーの保存は湿気と直射日光に注意が必要です。
ドライフラワーの保存と注意点
- 湿気が少なく風通しの良い場所に置く
- 直射日光が当たらない場所を選ぶ
- ホコリがかからないようにケースに入れる
特に、湿気はドライフラワーの大敵です。
湿度が高いと、カビが生えたり形がくずれやすくなります。
きれいな状態を保つことで、ハンドメイド作品もより長く楽しめます。
ハンドメイドに使えるドライフラワーの選び方
ドライフラワーは種類がとても多く、どれを選ぶか迷ってしまいます。
ハンドメイド作品を作るときには、見た目だけでなく扱いやすさも大切です。
ここでは、選び方のポイントをご紹介します。
ドライフラワー向いている花を選ぶ
ドライフラワーに向いている草花には、いくつかの特徴があります。
乾かしても形や色がきれいに残るものを選ぶことが大切です。
向いている植物の特徴
- 乾燥しても形がくずれにくいもの
- 色あせしにくく、きれいな色を保ちやすいもの
- 花びらが厚めで、しっかりしたつくりのもの
- 茎が丈夫で、折れにくいもの
- 花びらの水分が少なく、乾きやすい植物
こういった草花は、乾燥後も美しい状態を保ちやすいため、ハンドメイド作品にぴったりです。
はじめての方は、このような特徴を持つ花から選ぶと失敗しにくくなります。
可愛くおしゃれに仕上がるおすすめの花
作品に使う花は、見た目の可愛さもとても大事です。
組み合わせや色のバランスで、作品の雰囲気が変わります。
- ミモザ
- 小さくて黄色い花が元気な印象
- カスミソウ
- ふんわりしていてやさしい雰囲気
- ユーカリ
- 緑が入ると全体が落ち着いて見える
ピンク、白、黄色など明るい色を取り入れると、可愛さが引き立ちます。
可愛くしたいときは、花の大きさや色の組み合わせを意識しましょう。
初心者には市販のセットも便利
どの花を選べばいいか分からないという方には、セットになった商品がおすすめです。
あらかじめ色や種類がそろっているので、すぐに使えます。
- 色のバランスが考えられていて使いやすい
- 小分けになっていて作品にちょうどよい量
- いろいろな種類を少しずつ試せる
初めての方や、時間がない方にはとても便利な選び方です。

ドライフラワーを使ったハンドメイド作品の材料
ドライフラワーのハンドメイドは、お金をかけなくても始められます。
多くの材料や道具は、身近なお店でも手に入ります。
ここでは、必要な道具や買える場所をご紹介します。
100円ショップ
最近では、100円ショップにも手芸用のコーナーがあります。
必要な道具だけでなく、材料までそろえることができます。
- ミニボトルや小瓶
- 小さな飾り台やリース土台
- ドライフラワー など
店舗によって品ぞろえは少し変わりますが、手軽に集められるのが便利です。
値段も安いので、気軽にいろいろ試すことができます。
手づくりを始めるのにぴったりの場所です。
ネット通販でまとめて買うのも便利
100円ショップでそろわないものは、インターネットで探すと見つかります。
必要な材料をまとめて買えるので、たくさん作るときにも向いています。
ネット通販のおすすめポイント
- 色や種類を自分で選べる
- 大きめの花材も手に入る
- 同じ商品をまとめて注文できる
特に「手芸用セット」や「初心者向けキット」は人気があります。
おうちでゆっくり選べるので、時間がない方にもぴったりです。
安くて便利に始めたい方には、ネット通販もおすすめです。
ドライフラワーを使ったハンドメイドは初心者にぴったり
ドライフラワーを使ったハンドメイドは、初めての方にも作りやすいのが魅力です。
必要な材料も少なく、特別な道具を持っていなくても始められます。
ここでは、初心者に向いている理由を3つに分けてご紹介します。
手軽に始められて道具も少ない
ドライフラワーを使うハンドメイド作品は、誰でもすぐに作り始めることができます。
- ドライフラワーの花材
- ハサミ
- 接着剤
- 小さな花瓶や瓶 など
買いそろえるのも手間がかからず、お金もあまりかかりません。
さらに、特別な使い方や操作も必要ないので安心です。
誰でも気軽に楽しめるのが、ドライフラワーのいいところです。
可愛い仕上がりでプレゼントにも人気
ドライフラワーを使った作品は、見た目がとても可愛らしいです。
だからこそ、自分用だけでなく、贈り物としても選ばれています。
使い方例
- 小さなガラス瓶に花を詰めてミニギフトに
- 石けんやキャンドルに花を入れてプレゼント用に
- 封筒に花を添えて、手紙と一緒に贈る
見た目が可愛いので、もらった方も喜んでくれます。
特別な包装がなくても、花そのものが華やかさを出してくれます。
作る人も、贈られる人も笑顔になれるのが魅力です。
おしゃれなインテリアとしても使える
お部屋に少し飾るだけで、雰囲気がおしゃれになります。
ドライフラワーは、色合いがやさしく、自然の温かみがあります。
どんなお部屋にもなじみやすく、飾るだけでおしゃれな空間が作れます。
ドライフラワー作品の使い方
- 小瓶に挿して棚に置く
- 壁に吊るしてアクセントにする
- テーブルに小さな花束を置く
特に色のバランスを考えると、より素敵に仕上がります。
生花と違って水やりも不要なので、手間もかかりません。
忙しい方にもぴったりのインテリアです。
ドライフラワー作品は販売もできる
ドライフラワーを使ったハンドメイド作品は、自分で楽しむだけではありません。
作ったものを販売して、収入を得ることもできます。
ここでは、販売の方法や売れるコツについてご紹介します。
販売できる場所と方法
今は、個人でも作品を売る方法がたくさんあります。
お店を持たなくても、インターネットを使えばすぐに始められます。
代表的な販売場所
- フリマアプリ(メルカリなど)
- ハンドメイド専用サイト(ミンネ、クリーマなど)
- 自分のネットショップ
- フリーマーケットや地域のイベント
写真を撮って、商品の説明を書くだけで出品できます。
販売する前に、送料や梱包について調べておくと安心です。
自分の作った作品を、誰かが喜んで買ってくれるのはとても嬉しい体験です。

売れるために大切なポイント
作品を売るときは、ただ作るだけではうまくいきません。
買ってもらうためには、ちょっとした工夫が必要です。
販売する時のポイント
- 写真は明るく、きれいに撮る
- 商品のサイズや色をわかりやすく書く
- 季節やイベントに合った作品を出す
たとえば、春なら入学祝い、冬ならクリスマス向けの飾りなどがおすすめです。
作品だけでなく、説明文や見た目の印象も大切になります。
少しの工夫で、見てもらえるチャンスが大きく変わります。
ラッピングでさらにおしゃれに
ラッピングは、買ってくれる人への思いやりを表す大事な部分です。
中身が同じでも、見た目がきれいだと喜ばれることが多いです。
ラッピングの工夫
- 透明な袋で花が見えるようにする
- 麻ひもやリボンでやさしく結ぶ
- メッセージカードをそえると気持ちが伝わる
手間をかけすぎなくても、少しの工夫で見た目がぐっとよくなります。
「また買いたい」と思ってもらえる大切な要素です。
作品と同じくらい、包み方にも心をこめましょう。
まとめ:ドライフラワーで簡単&可愛いハンドメイドを楽しもう
ドライフラワーを使ったハンドメイドは、手軽に始められて見た目も可愛いのが魅力です。
「何を準備すればいいの?」「どんな作品が作れるの?」と感じていた方も、ここまで読んでいただければ、きっと不安が解消されたと思います。
初心者でも安心して楽しめるよう、材料選びから作品例、作り方、販売までをわかりやすくご紹介してきました。
- ドライフラワーは自分で作るか、販売店で購入できる
- 向いている花は、色あせしにくく形がくずれにくいもの
- 初心者におすすめの作品は、レジンアクセサリーやリースなど
- 作るときに必要な道具は100円ショップでもそろえられる
- 作品はインテリアにもギフトにもなり、販売することも可能
自分の好きな花を使って自由にアレンジできるのも、ドライフラワーのハンドメイドの楽しさのひとつです。
作ることで心がほっとやすらぎ、飾ることで毎日の暮らしがちょっと豊かになります。
一輪の花から始まる小さな手作りの時間が、あなたの生活をもっと可愛く彩ってくれることでしょう。
ぜひ今回の内容を参考に、ドライフラワーを使ったハンドメイドにチャレンジしてみてくださいね。
